「Android」搭載の小型ゲーム機「OUYA」を開発するOUYAは米国時間5月9日、同製品の発売日を当初の6月4日から3週間後の6月25日に変更すると発表した。OUYAの最高経営責任者(CEO)Julie Uhrman氏は、米CNETに届いた声明で次のように述べている。
われわれは小売パートナー企業から驚くほど積極的な反応を受け取った。予想以上の期待に応えるために、発売日をほんの3週間だけ遅らせ、さらに生産台数を増やすことにした。OUYAを求めるすべての人が、簡単に注文できるか発売日に持ち帰れることを確実にしたい。
Uhrman氏はまた、コントローラのボタンが上面プレートの下で時々引っかかる問題を修正中であることも明らかにした。新しいコントローラはボタンの穴がやや大きくなるため、6月に製品を入手する顧客に関しては問題ないはずだという。
立方体の形をしたOUYAは価格99ドルで、テレビかモニタに接続してオープンソースのAndroid版ゲームを楽しめる。ゲームコミュニティーはこの計画に期待を高めてきた。タッチパッドを搭載するコントローラは別売で49ドル。OUYAはNVIDIAの「Tegra 3」プロセッサを搭載しており、1080pの高解像度で3Dゲームを楽しむことが可能だ。
オープンソースのコンセプトがOUYAの特色だ。すべてのゲームが無料で体験でき、誰でもゲームを開発して公開できる。同社によると、すでに1万2000人がゲームを開発するために登録したという。
同コンソールは6月25日、米国、カナダ、英国で、Amazon、Best Buy、GAME、GameStop、Target、そしてもちろん直接OUYAからも購入可能となる予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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