Kickstarterで850万ドル以上の資金調達に成功した「Android」搭載ゲーム機「OUYA」は、2013年6月に多様な小売店で発売される見通しだ。
OUYAの最高経営責任者(CEO)を務めるJulie Uhrman氏は、米国時間2月5日にThe Wall Street Journal(WSJ)に掲載されたインタビューの中で、OUYAが6月に小売店で購入可能になると述べた。6月から、GameStop、Best Buy、Targetなど多くの小売店がこのハードウェアを販売するほか、Amazonも取り扱う。2月5日からは、予約注文が可能になっている。
OUYAは2012年、オープンソースのAndroidゲーム環境をテレビにもたらすという期待でゲーマーを興奮させ、Kickstarterに旋風を巻き起こした。ゲーマーはそれ以来、いつOUYAが自宅にやって来るのだろうと気にかけてきた。
Uhrman氏はWSJのインタビューで、OUYAの立ち上げを助けたKickstarterの出資者は2013年3月に同ゲーム機を入手できると述べた。OUYAのサイトから注文した場合は4月に、小売店での発売待ちや大手小売店での予約注文の場合は6月に入手することになる。
OUYAゲーム機(本体にコントローラ1台が同梱される)の販売価格は99ドル99セントだが、コントローラ単体の販売価格は49ドル99セントと驚くほど高い。Uhrman氏は、この価格が「高い」と認めながらも、コントローラはタッチパッドを搭載しており、それが「市場での価値を真に高めるものだ」と述べた。
OUYAは現在、大手小売店のサイトで予約受付中だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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