テスラ、「オートパイロット」開発でグーグルとの提携も視野

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年05月08日 08時04分

 電気自動車メーカーTeslaが自律走行車の開発についてGoogleと協議しているという。Teslaの最高経営責任者(CEO)が米国時間5月7日に明らかにした。

 TeslaのCEOを務めるElon Musk氏はBloombergとのインタビューで、同社が検索大手Googleの自律走行車技術について、「Googleと技術的な議論をしている」と述べた。しかし、レーザーセンサーに基づいて周辺物を検出するGoogleの技術では、近い将来に実現するにはコストが高すぎると同氏は指摘した。

 Musk氏はBloombergに対し、ソフトウェアの支援を得て車両の周囲を「確認」し、人間に代わって車両を走行するカメラベースのシステムの実現を望んでいると述べた。また、同氏は、そのようなプロジェクトについて、Teslaが今後取り組む可能性の高いものであることを認めたが、Googleとの提携の可能性も排除されたわけではない。

 「Teslaは自社の自動車向けに独自のオートパイロットシステムを開発することになる可能性が高いと私は思う。『Light Detection and Ranging(LIDAR)』ベースではなく、カメラベースにするべきだと考えるからだ」とMusk氏はBloombergに述べた。「しかし、Googleと共同で何かを開発する可能性もある」(Musk氏)

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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