Intelは、次世代マイクロアーキテクチャプラットフォーム「Silvermont」(開発コード名)を発表した。これについては野心的な計画があるようだ。
Intelが特に強調しているのは、Silvermontの低消費電力設計だ。
Intelは、22nmプロセス技術で生産されるシステムオンチップ(SoC)プラットフォームのSilvermontについて、現行の「Atom」コア世代と比べて5分の1の電力で3倍の性能を実現すると宣伝している。
強化された主要な点としては、GPUとSoC IPコアとのパワーシェアリングや、温度、電気、電力供給の制約に基づくバースト周波数の管理機能などがある。
8コアまでサポートするマルチコアシステムファブリックにより、このSoCはさまざまな製品や市場分野におけるスケーラビリティを強化するとIntelは誇らしげに述べている。
Intelは具体例として、インテリジェントシステム、データセンター、ウルトラブック、モバイル機器(スマートフォンおよびタブレット)を挙げた。
こうしたことから、IntelはSilvermontを利用して、これまでいささか軽んじてきたモバイル戦略を強化したいと考えている可能性がある。
Silvermontは、今後数年間にわたって毎年改良されるコアファミリの第1弾となる予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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