Microsoftは「Hotmail.com」のユーザーを「Outlook.com」に移行する作業を完了したが、その結果、Outlook.comのアクティブアカウント数は4億件になったと同社関係者らが明らかにした。
Microsoft関係者らは、Hotmail.comからOutlook.comへの移行を米国時間5月2日に完了したことを発表した。この6週間で150ペタバイト分の電子メールを移行したと同関係者らは付け加えた。
今回の発表の一環として、2つの新機能がOutlook.comに加わったことも発表された。異なる電子メールアドレスからのメール送信を容易にする「SMTP Send」、そして、「SkyDrive」とのより密接な統合である。
新しいSMTP Sendのサポートによって、エイリアスからの送信プロセスが効率化され、「Sent on behalf of…」(次の人の代理で送信しました)というメッセージが受信者に送信されなくなる。一方、SkyDriveに関しては、ファイルや画像をSkyDriveから直接挿入できるようになった。
Microsoft関係者らは2013年2月、Outlook.comのアクティブアカウント数は6000万件だと述べていた。Microsoftはこの時、「Hotmail」を廃止し、Hotmail.comの既存ユーザーをOutlook.comに移行することを発表している。
同社関係者らによると、現在の4億人のOutlook.comユーザーのうち、1億2500万人は携帯端末からアカウントにアクセスしているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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