SpeakAP - Analyze Pronunciationは、アメリカ英語の発音をお手本として、アプリで録音した自分の発音との違いをプログラムで分析し、結果を波形やグラフで表示してくれる発音練習用アプリだ。ネイティブと自分との発音の違いは、単に耳で確認するだけでは、具体的にどこが違うのかは分かりにくいが、SpeakAPでは、音の強弱やピッチなどの細かい違いを目で見て確認できるので、自分の欠点がどこにあるのかを把握しやすい。ユーザーは、お手本に近づけるように、何度も練習を繰り返すことで、アメリカ英語の発音が身につくという仕組みだ。
「HOW TO USE(使い方)」セクションでアプリの使い方を確認したら、「ANALYZE」セクションで、自分の発音をひたすら分析する。7つのカテゴリに分類されている単語の数は、相当多いので、1日10個というように数を決めてコツコツ進めるていくのがいいだろう。単語一覧で任意の単語をタップすると、分析画面が表示される。単語の右にあるスピーカーアイコンをタップして、ネイティブの発音を聞いてから、赤い「Record」ボタンをタップし、1.5秒ほどおいてから、自分の発音を録音する。録音が終了したら「Stop」をタップする。次に、「Play」ボタンをタップして、自分の発音を聞いてみる。納得できなければ、何度でも録音し直すことができる。
「Analyze」ボタンをタップすると、発音の分析が始まる。エラーが表示される場合は、録音し直す必要がある。発音の前後に、1.5秒ほどの空きがないと、エラーになることが多いので、「Record」ボタンをタップしたら、一呼吸おいて発音するといい。分析結果は、以下のように表示される。
・Waveform plot(波形):声の強弱などを表す
・Energy plot(エネルギー):声の大きさを表す。デシベルで表示される
・Pitch plot(ピッチ):イントネーションの正確さを表す。ヘルツで表示される
・Pitch Strength plot(ピッチの強さ):単語内での音の強弱を表す
スコアやプロットの詳細については、ヘルプを参照してもらいたい。日本語化はされていないが、スコアやプロットが、それぞれ何を表していて、発音矯正にどのように役立つのかが詳しく説明されている。機能が分かると同時に、発音についても学べる内容になっている。
分析が終わったら(全部終わらなくても良い)、「PRACTICE」セクションでひたすら練習を繰り返す。これも、毎日やるのがいいだろう。総合的な分析結果は、「Result-Analyze」「Result-Practice」で確認できる。英語の勉強を普段からある程度しているが、ネイティブによく聞き返されたり、リスニング力がいまいち向上しないと感じている人にお勧めだ。
>>SpeakAPのダウンロードはこちらから
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス