米Yahooは米国時間5月1日、また新たなアプリ開発企業を買収した。今回買収したのは、ToDoリストアプリを開発するAstridだ。
Astridの最高経営責任者(CEO)であるJon Paris氏は同社ブログへの投稿で買収を発表するとともに、ToDoリストやタスク管理用のアプリは向こう90日間、「今まで通り動作し続ける」ものの、プレミアム版のサブスクリプションは受け付けを停止する予定だと述べた。なお、買収の条件については明らかにされていない。
Paris氏は同投稿のなかで「ユーザーの方々に対しては、将来の変更がスムーズになるよう、データのダウンロード方法について速やかに連絡させていただくつもりだ」と述べたうえで、1年単位のサブスクリプション料金や、「Power-Pack」「Locale Plugins」を購入した、返金を受ける権利のあるユーザーにはYahooから返金が行われると付け加えた。
Yahooは米CNETへの声明のなかでこの買収を認めた。
Yahooは声明で「われわれはAstridをYahooのモバイルチームに迎え入れることができ、ワクワクしている」と述べるとともに「彼らの持つ、パーソナライズされたモバイルエクスペリエンスというバックグラウンドは素晴らしいものであるため、われわれが自社の製品を新たに捉えなおしていくなかで、彼らが大きく貢献してくれるものと考えている」と述べている。
YahooのCEOであるMarissa Mayer氏は、モバイルが同社の将来に不可欠であると繰り返し述べてきている。モバイルは、同社が検索やパーソナライゼーションを新たな方法で使用して、日々蓄積される大量のコンテンツを活用する道を開く可能性がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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