「Twitter Ads」、米国内の全ユーザーに提供開始--セルフサービス式広告プラットフォーム

Shara Tibken (CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年05月01日 07時35分

 ニューヨーク発--Twitterは米国時間4月30日、同社サービス上への広告掲載を米国の企業および個人すべてに開放した。これによって同社に新たな収益源がもたらされる。

 Twitterは2012年3月から「Promoted Tweet」と「Promoted Account」を有料で組織に提供しているが、これまでは招待制だった。今回、任意のユーザーが同社のセルフサービス式広告プラットフォームを利用できるようになった、とTwitterの製品およびレベニュー担当シニアディレクターを務めるKevin Weil氏は30日、ニューヨークで開催されたTechCrunch Disruptカンファレンスで述べた。

 「Twitter上には開設時から企業が存在していた」とWeil氏は述べた。「すべての人々がTwitter広告を活用できるようになることを非常にうれしく思っている」(Weil氏)

 Weil氏は、今回の発表についてTwitter上でも投稿し、条件を満たす登録者先着100名を対象に50ドルの広告クレジットを提供することを明らかにした。

 任意の個人と企業が同サイト上に広告を掲載できるようにすることで、Twitterはさらなる大幅な増収を目指している。

 Twitterは30日のブログ投稿で、企業や個人ユーザーから過去1年間に寄せられたフィードバックに基づいて同社のセルフサービス式広告ツールに改良を加えたと述べた。これには、ユーザーインターフェースにおけるターゲット機能とレポート機能などの強化が含まれている。

 「Twitter Ads」にアクセスしたことのあるユーザーは、同広告プラットフォームの利用方法に変更はないと考えてよいと同社は述べた。同広告プラットフォームを初めて利用するユーザーは、Twitterのセルフサービスページ(business.twitter.com)にアクセスし、いくつかの質問に回答すれば、Twitter Adsの利用を開始することができる。

ニューヨークで開催のTechCrunch Disruptで4月30日のパネルディスカッションに参加し、広告について話をするTwitterのKevin Weil氏、FacebookのGokul Rajaram氏、GoogleのNeal Mohan氏
ニューヨークで開催のTechCrunch Disruptで4月30日のパネルディスカッションに参加し、広告について話をするTwitterのKevin Weil氏、FacebookのGokul Rajaram氏、GoogleのNeal Mohan氏
提供:Shara Tibken/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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