アップルの次期「OS X」、「Finder」など多数の機能を改善か

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年04月30日 09時17分

 2013年の間にリリースされる予定のAppleの次期デスクトップOSには、視覚的な改良はほとんど加えられないが、いわゆるパワーユーザー向けに多数の改良が加えられる見込みであるという新たな報道が浮上している。

 9to5Macは米国時間4月29日、Appleの計画に詳しい情報筋の話として、新OSである「OS X 10.9」(開発コード名「Cabernet」)の中核的なデザインと機能は変わらない予定だと報じた。その一方で最大の改良点の1つは、「Finder」アプリケーションの動作方法になるという。Finderは、OS全体のファイルにアクセスできるアプリケーションであるが、OS X 10.9においてタグとタブブラウジングをサポートし、ユーザーによるファイル転送が容易になるという。

 9to5Macによると、同OSには新しい「Safari」ウェブブラウザも搭載されるという。新たなSafariはバックエンドの応答性が高まり、ページ読み込み速度が改善される見込みであるという。

 OS X 10.9に搭載される可能性のあるその他の機能の1つとして、「iOS」で提供されているものに似たマルチタスク機能がある。

 OS X 10.9は、6月に開催されるAppleのイベントWorldwide Developers Conference(WWDC)で発表されると予想される。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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