NTTドコモのユーザーデータ430件がLulzSecによって流出か--会社側は確認中

 サイバーセキュリティに関する米法案「Cyber Intelligence Sharing and Protection Act(CISPA)」に抗議するハクティビスト集団がNTTドコモのデータを流出させたとCyberWarNewsが4月27日付けで伝えている。

 CyberWarNewsによると、LulzSecが「CISPA支持者ドコモのデータダンプ」と書かれたツイートをPastebinへのURLとともに投稿したという。流出したデータには、サーバ、管理者、米国スタッフログインなどに加えて、ユーザーの430件の電子メールアドレス、名前、住所、連絡先、クレジットカード情報などがすべてテキスト形式で保存されているとCyberWarNewsは伝えている。

 また、CyberWarNewsは、スタッフおよび管理者の詳細がwasabikikaku.comおよびdocomo-usa.comからの電子メールとともに暗号化されたパスワードを含んでいると伝えている。

 NTT DOCOMO USA, Inc.のウェブサイトは日本時間2013年4月27日15時現在で表示されなくなっている。

 また、NTTドコモ広報は2013年4月27日15時30分現在、この情報漏洩について「事実を確認中」としている。

 【追記】その後NTTドコモは、以下の記事の通り顧客情報が漏洩したことを明らかにした。

NTTドコモの米国サービス顧客情報2208件が流出--サイバー攻撃で

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