NTTドコモの米国サービス顧客情報2208件が流出--サイバー攻撃で

別井貴志 (編集部)2013年04月27日 19時14分

 NTTドコモは4月27日、米国子会社のNTT DOCOMO USA, Inc.が展開しているDOCOMO USA Wirelessにサイバー攻撃があり、顧客情報が漏洩したことを明らかにした。4月26日(米国現地時間)に把握したとしている。DOCOMO USA Wirelessは、日本から渡米した人や在住している人に向けて通信サービスを提供している。

 漏洩したDOCOMO USA Wirelessの顧客情報は以下の2種類に分かれるが、合計2208件だという。NTT DOCOMO USAでは、該当する顧客に対して個別に今後の対応方法について連絡しているという。

  • 403件(DOCOMO USA Wirelessの申込みをNTT DOCOMO USAのオンライン受付サイトで行った顧客)
    氏名、住所、生年月日、メールアドレス、クレジットカード番号(カード名義、カード番号、発行会社、有効期限)
  • 1805件(DOCOMO USA Wirelessの申込みを一部店舗で行った顧客)
    携帯電話番号、料金プラン、契約場所、アカウント番号

 サイバーセキュリティに関する米法案「Cyber Intelligence Sharing and Protection Act(CISPA)」に抗議するハクティビスト集団がNTTドコモのデータを流出させたのではないかとも言われている。

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