VASILYは4月26日より、同社が提供するファッションコーディネートアプリ「iQON(アイコン)」の機能を、ハースト婦人画報社が運営する、ファッションECサイト「ELLE SHOP」にASPで提供提供する。
ELLE SHOPは、ハースト婦人画報社のエディターが商品をプロデュースするオンラインセレクトショップ型のファッションECサイト。そこにiQONの機能を取り込むことで、ユーザーにECサイト上のアイテムでのコーディネートを提案する。
具体的には、iQONのオフィシャルユーザーとしてELLE SHOPの公式アカウントを開設。週に2~3回コーディネート画像を公開する。その画像がELLE SHOPのトップページや商品詳細ページに掲載される仕組みだ。
商品詳細ページにその商品を使ったコーディネートを掲載していくため、実際の商品の組み合わせイメージを可視化できる。これによってユーザーの購入意欲を高めると同時にコーディネートに使われた他の商品への回遊も促進できるとしている。
作成したコーディネートはiQON上にも掲載されるため、iQON側でもクオリティの高いコンテンツが増えることが期待できるという。
VASILY代表取締役の金山裕樹氏によると、iQONのASP提供は、「もともと想定しており、すぐにもASP提供できるよう設計してきた」とのことで、今後もニーズがあればシステムを提供していくという。
また、同氏が将来的に狙うのは実店舗との連携だ。「リアル店舗で商品を購入したお客さんに、その場でその商品を使ったコーディネートを提案し、メールなどで送ってあげるといった使い方ができると考えている」(金山氏)
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