セカイカメラ、Tabとサービスを手掛けてきた元頓智ドット創業者の井口尊仁氏。同氏が手掛ける新会社「テレパシー」が、米国ニューヨークにて現地時間の4月23日にプレス向けのイベントを開催。ウェアラブルデバイス「Telepathy One」向けのアプリケーションである「漫画カメラ for Telepathy」を披露した。
Telepathy Oneは、マイクロカメラとマイクロプロジェクションユニット、ワイヤレス通信モジュールなどの機能を搭載し、仮想ディスプレイをユーザーの目前に投影する仕組み。目前に小さな画面が表示されるので、現実世界を視覚的に阻害することなく、自然にコミュニケーションを楽しむことができるという。 3月にテキサス州オースティンで開催されたSouth By South West(SXSW)にて初めて公開された。
今回発表された漫画カメラ for Telepathyは、Telepathy One向けのプロトタイプアプリケーション。ユーザーは自分の視覚をそのまま動画撮影し、コミック風のエフェクトをつけた上でTumblrに直接投稿できる。
テレパシーでは今後、米国マウンテンビューのコワーキングスペース「Hacker Dojo」にて、現地時間の5月6日18時30分より、Telepathy Oneを扱ったアイデアソンを開催する予定。
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