Thomson Reutersが、連邦検事によって起訴された自社のソーシャルメディア編集者を解雇した。起訴に解雇とダブルパンチをくらったMatthew Keys被告は、ハッキング活動家グループAnonymousと共謀し、Los Angeles TimesのWebサイトへの侵入を企てた罪に問われている。
以前Los Angeles Timesの親会社が保有するテレビ局に勤めていた同被告は、確かにLos Angeles Timesのネットワークに入れるユーザーネームとパスワードを持っていた。しかし、これを第三者に渡したことはないと容疑を否認している。
もっとも、Keys被告の解雇理由は今回の起訴ではないという。被告いわく、先日のボストンマラソン爆破事件を取材していたときのTwitter使用が問題になったそうだ。Reutersの記者を名乗るアカウントでつぶやかれると、トラブルになるかもしれず厄介だと同社のマネージャーは被告に話したらしい。だが、同社の指針は、記者としての職分を果たす際は自らの身元を必ず明らかにせよとうたっている・・・。陰謀か、冤罪か、あるいは26歳という若さゆえの過ちか。いずれにせよ、万が一有罪となった場合、Keys被告には25年の懲役刑と最高75万ドルの罰金が課せられる可能性がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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