Sprint Nextelは米国時間4月22日、複数の取締役から構成され、Larry Glasscock氏を委員長とする「特別委員会」を設置したと発表した。同委員会の使命は簡潔だ。DISH Networkから先週出された買収提案が、ソフトバンクから出されている提案よりも優れているかどうかを審査するというものだ。
ソフトバンクは2012年10月、Sprintに対して201億ドルを投資する意向を発表した。その大部分である121億ドルはSprintの株式の70%を取得するためにあてられる。残りの80億ドルはSprintの成長を支援するための投資となる。
この提案は双方にとって合意できるものだと考えられていたものの、先週になってDISHがSprintに対して未承認ながら255億ドルの買収提案を行い、両社の計画に横やりを入れた。そして、DISHは自社の提案がソフトバンクのものよりも優れていると主張しているため、Sprintはその妥当性を検討することになった。
ソフトバンクはまだ優位な位置に付けていると考えており、「2013年7月1日に買収を完了させる」ことができると自信のほどを述べている。
SprintはDISHから出された提案のレビューがいつ完了するのかについては明らかにしなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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