Netflixの適正な株価について強気派と弱気派が議論を続けているものの、同社の配信するドラマ「House of Cards」の題名さながらにファンダメンタルが弱いという主張は、予想を上回る第1四半期決算によって打ち砕かれるはずだ。
Netflixが米国時間4月22日に発表した第1四半期決算によると、調整後1株当たり利益は31セントだった。また、売上高は10億2000万ドルだった。アナリストらは売上高が10億ドルを少し上回り、1株当たり利益が18~19セントになると予想していた。Netflixは前年同期、売上高8億7000万ドルに対して500万ドルの損失(1株当たり8セント)を計上していた。
またNetflixは22日、米国で家族向けの新たなストリーミングプランを提供する意向も発表した。同社は株主に向けた書簡のなかで、月額12ドルで提供するこの新たなプランでは、契約者は4台までの機器に同時にストリーミングできると述べている。月額8ドルで提供されている現行のプランでは、同時にストリーミングできる機器は2台までだ。経営層は、既存契約者のうち魅力を感じるのは「1%未満」になると予想している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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