Googleとユタ州プロボ市は米国時間4月17日、「Google Fiber」の超高速ギガビット級インターネットサービスを2013年後半に同市に導入する予定であると発表した。
プロボには既にファイバーネットワークサービスがあるが、Google FiberのゼネラルマネージャーのKevin Lo氏はこのパートナーシップを発表した記者会見で、同社は既存のファイバーネットワークをアップグレードする必要があると述べた。
ソルトレイクシティから43マイル(約70km)南にあるプロボでは、10年近く前にファイバーネットワーク「iProvo」が構築された。iProvoはそれ以来、何度か所有者が変わっており、最初はユタ州に本拠を置くインターネットサービスプロバイダーのBroadweave Networksに4060万ドルで売却された。その後Veracity NetworksがBroadweave Networksを買収し、2012年までこのファイバーネットワークを運営した。2012年にはプロボ市がiProvoを買い戻している。
プロボ市議会が、同市長のCurtis氏が指揮する今回の契約を承認した場合、Googleは既存のiProvoネットワークを契約している全家庭に向けて、30ドルの工事費用の支払いだけで5Mbpsのインターネット接続を7年間無料で利用できるサービスを提供する予定だ。Googleが現在のブロードバンドよりも最大100倍高速だとするGoogle Fiberの「Gigabit Internet」サービスと、「Google Fiber TV」は、追加費用を支払うことで利用できる。ただし料金は明らかにされていない。Googleは、Gigabit Internetサービスを、病院や図書館、学校などの地域公共機関25カ所に無料で提供する予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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