マイクロソフト、「Windows 8」搭載一部アプリのアップデートを発表

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2013年04月16日 07時55分

 Microsoft関係者らは米国時間4月15日、Bing AppEx(Application Experiences)チームが開発した「Windows 8」および「Windows RT」のアプリケーションのうちの6つに対するアップデートをリリースすると米国で発表した。

 そのうちの5つのアプリ「Finance」「News」「Maps」「Sports」「Travel」のアップデートは15日に、Windows Storeで提供開始され、残る「Weather」アプリのアップデートは「今後数週間のうちに提供する」予定だと同社関係者らは述べている。

 今回のアップデートはすべて、カスタマイズとパーソナライズを中心としたものである。今回アップデートされた機能としては、以下のものがある。


  • Finance:ウォッチリストが更新され、リアルタイムの米国株式情報とカスタマイズ可能なインタラクティブグラフが追加された。
  • News:特定の記事カテゴリ、トピック、またはニュース提供元専用のタブを設ける機能が追加された。また、RSSフィードとオフライン閲覧のサポートが追加された。
  • Maps:自動車、公共交通機関、徒歩の経路表示が改良され、工事や事故などの交通事故通知が追加された。よく使用する場所をお気に入りとして保存したり、スタート画面に固定したりすることができるようになった。
  • Sports:合計65種目のスポーツに対し、29のスポーツリーグが新たに追加された。
  • Travel:Lonely Planet、Frommer's、Fodor'sが提供する新しい旅行コンテンツが追加された。
  • Weather:ユーザーの都市または地域に対し、動的に変化する天気図を衛星、気温、降水量、雲量、レーダーなどの複数のカテゴリで表示する機能が追加された。

 6つのアプリはすべて、Bing AppExチームに所属する数百人の開発者らによって開発されたものである。AppExは、HTML5とJavaSciptを主に使用して(ただし、それだけに限定しているわけではない)、モデルアプリを開発した。これらのアプリには、「Bing」や「MSN」のデータや要素が含まれる場合が多い。AppExによる成果物は、美しく設計された「Metro」スタイルの最新Windows 8アプリがどのようなものであるかを、ユーザーや他の開発者らに視覚的に示すことを目的としている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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