AppleのApp Storeから削除されるアプリ発見アプリケーションは、「AppGratis」が最後ではない可能性がある。
Appleは、AppGratisを削除したのと同じ理由に基づいて、同社のApp Storeに現在存在する複数のアプリ発見プログラムを削除する予定であると、All Things DigitalがAppleの計画に詳しいとする情報筋らの話として報じている。Appleは、他の開発者らによるプログラムの宣伝につながるアプリ発見アプリケーションによって、App Storeのランキングが脅かされることを心配していると、同サイトの情報筋らは述べている。
AppGratisが先週App Storeから削除され、AppGratisの最高経営責任者(CEO)を務めるSimon Dalwat氏はその事実にショックを受けた。同氏は米国時間4月9日付けのブログ投稿で、Appleの動きが「大きな打撃」であったことを認めたが、同社の「使命が終わったわけではない」と付け加えた。
AppGratisによると、同社のアプリは、AppleのApp Storeガイドラインの2つの条件に違反しているために削除されたという。同ガイドラインでは、他の開発者によるアプリを表示するアプリと、マーケティング目的の通知をプッシュするプログラムを禁止している。
Appleはこれまでに、開発者らとの間で多数のアプリ削除をめぐる対立を繰り広げており、その過程において、同社の行為を批判する人々をなだめるために方針を転換したこともあった。これまでのところ同社は、今回の問題にどのように対応するつもりであるかを明らかにしていない。
米CNETは、All Things Digitalの記事に対するコメントをAppleに求めているが、まだ回答は得られていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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