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Anonymous、イスラエルに再びサイバー攻撃

Steven Musil (CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年04月08日 10時15分
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 ハッカーグループのAnonymousは、イスラエル政府のウェブサイトを標的としたサイバー攻撃を先週末に実施し、数十億ドルの被害を与えたと主張した。一方、イスラエル政府関係者は、大きな混乱は生じていないとしている。

 Anonymousは、イスラエル警察、首相官邸、イスラエル証券庁、移民統合省、中央統計局を含む10件以上のイスラエル公式ウェブサイトをハッキングしたと主張。米国時間4月7日の時点で同国国防省のページもオフラインとなっており、Anonymousは、それを同グループのハッキングによる結果だとツイートした。

 同グループは、#OpIsraelによる被害総額は30億ドル以上で、イスラエルのウェブサイト、Facebookアカウント、銀行口座をそれぞれ10万件、4万件、3万件以上ハッキングしたとしている。

 一方、同国政府のNational Cyber Bureauに所属するYitzhak Ben Yisrael氏は、主要な政府ウェブサイトがこの活動によって受けた被害は最小限にとどまったと述べた。

 Ben Yisrael氏は報道機関に対し、「これまでのところは予測どおりであり、実質的な被害はほとんどない」と述べた。「Anonymousには、同国の中枢インフラに被害を与える能力はない。またそれが目的であったならば、同グループは事前に攻撃を発表しなかっただろう。Anonymousの目的は、同グループが重要視する問題についてメディアの注目を集めることだ」

 イスラエルが、同国の対パレスチナ政策に抗議するハッカー集団の標的となるのは、この数カ月間で2度目だ。2012年11月にも同様の攻撃が引き金となって、莫大な数のハッキングが試みられたが、同国政府は当時、被害は最小限にとどまったと述べている。

 イスラエル政府がガザ地区およびその周辺のインターネットなどのすべての通信手段を切断すると脅したことに対し、Anonymousに所属するハッカーらは先週、同政府が「譲れない一線を超えた」として、4月7日に「イスラエルをサイバー空間から切断し抹消する」と警告していた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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