ハッカー集団であるAnonymousは、新たな標的である北朝鮮への攻撃を続けている。
この「ハクティビスト」集団は米国時間4月3日、北朝鮮政府によって引き起こされている脅威を理由として、同国の公式TwitterアカウントとFlickrアカウントのコンテンツを書き換えた。
北朝鮮のTwitterフィードは現在、同国の指導者である金正恩第1書記をからかうページへのリンクが記された一連のツイートを表示するようになっている。リンク先のあるページには、金第1書記を中傷する画像が描かれており、同氏を「ICBM(大陸間弾道弾ミサイル)と核兵器によって世界の平和を脅かしている」、そして「自国民が飢えているなか、無駄金を使っている」と非難している。また同国のFlickrアカウントには、同じ画像とともに「WE ARE ANONYMOUS」(われわれはAnonymousだ)という文字が表示されるようになっている。
また、Anonymousは北朝鮮のニュースや情報を発信するウェブサイトUriminzokkiri.comをハッキングしたとも伝えられている。このサイトは現在利用不可能となっており、Anonymousがサイトをダウンさせるために多用する分散型サービス拒否(DDoS)攻撃の標的となった可能性もある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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