サムスン、第1四半期の決算見通しを発表--営業利益は前年同期比53%増

Steven Musil (Special to CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 福岡洋一 (ガリレオ)2013年04月06日 12時36分

 サムスン電子は2013年第1四半期の決算で、営業利益が前年同期比53%増の8兆7000億ウォン(約77億ドル)になると見込んでいる。

 韓国の電機大手サムスンは4月中に正式な決算を発表する予定だ。現地時間4月5日に公開した決算見通しは多くのアナリストの予想を上回っているが、8兆8400億ウォンという記録的な営業利益を計上した2012年第4四半期からはわずかに減少している。さらに今回の見通しは、5四半期連続で過去最高益を更新してきた記録が途絶えると同社が見込んでいることを意味する。

 「GALAXY S」と「GALAXY Note」の好調な販売により、サムスンはここ数四半期にわたって記録的な成長を続けているが、今四半期中に「GALAXY S4」の発売を控えた第1四半期は例年通り減速すると予想されていた。米国での事前予約受付は16日に開始される予定だが、爆発的に売れると予想されるこの新しい携帯端末をいつ発売する計画なのか、サムスンは明らかにしていない。

 とはいえ、香港を拠点とする調査会社Counterpoint Researchのアナリストは、サムスンが2013年に毎月約2500万台のスマートフォンを販売し、第1四半期全体では2012年第4四半期の6300万台を上回る7000万台になると予想している

 サムスンは26日に正式な四半期決算を発表する予定だ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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