ゲーム以外のチャンスの1つ--音楽サービスに参入するDeNA守安社長の狙い - (page 2)

岩本有平 (編集部)2013年03月28日 17時25分

 外部SNSとの連携は考えている。Groovy上での投稿をFacebookやTwitterに結びつけられる。そういうところは積極的に取り入れたい。現時点ではSNS上の友人をGroovyで探す機能、次のステップでSNSへの発信機能を入れる。

--将来的な成長をどう見込んでいるのか。

 音楽という分野は市場としては大きい。うまくいけば海外の可能性もある。将来的には大きな事業になりえる。ただ現段階では、大きく育ったMobageと比較して、という話は難しい。まずはユーザーのニーズを聞いていく。

--ミュージックビデオの提供などはどう考えているか。

 将来的にはやっていく(回答したのはDeNAソーシャルプラットフォーム事業本部 事業開発室 室長の島田智行氏)。

--課金プラットフォームを共通化して、Mobageの仮想通貨をGroovyで利用するといった考えはあるのか。

 これだけいろんなサービスを作っているので、IDやポイントを共通化することは将来的にはあり得る。ただしMobageが大きい。それと同等のサービスが立ち上がらないと大きな価値にはならないと考えている。

--黒字化のタイミングをどう考えているか。

 固定費のそれほどかかるサービスではないので、長い期間をかけて、とは考えていない。ユーザー規模や収益よりも、まずはユーザーの満足度を上げて口コミしてもらえることが重要。

--デフォルトの音楽プレーヤーを置き換えるということはハードルが高い。

 使っていただけると、デフォルトの音楽プレーヤーより優れた点はいくつかある。いったん使ってもらえれば、日常的に利用されると思っている。価値さえ伝われば利用してもらえる。

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