電子マネーカードの履歴を読み取ることができるアプリ「EMoneyReader」

アプリ名:EMoneyReader(Ver.2.5.0)
金額:無料(2013年3月25日時点)
カテゴリ:ツール
開発:dotbash
使用端末:LYNX 3D SH-03C
おすすめ度:★★★★☆

 電車やバスの利用を中心として、FeliCaを採用した電子マネーカードを使っている人も多いのではないだろうか。だがこうしたカードを利用している際、意外と困るのが、残高を知る術が少ないこと。おさいふケータイ機能を利用すればスマートフォン上で残高の確認も可能だが、カードにはモニターが付いていないため、いくら残高があるのか調べることができない。

  • EMoneyReaderを使えば、電子マネーカードをスマートフォンにかざすだけで、使用履歴を確認できる

 だがNFC機能を搭載したスマートフォンがあれば、いつでもカードの残高を知ることが可能になる。それを実現するアプリが「EMoneyReader」だ。これは、NFCを使って電子マネーカードの履歴を読み取ることができるというもので、SuicaやPASMOなどの交通系マネーカードから、楽天Edy、nanaco、WAONといった主要な電子マネーカードの読み取りに対応している。

 使い方は非常に簡単だ。まず、スマートフォン側でNFCの電源をオンにしておく。続いてEMoneyReaderを起動し、スマートフォンのNFCアンテナ部分に電子マネーカードをかざす。するとカードに保存された電子マネーの使用履歴を読み取り、ディスプレイに表示してくれる。読み取ったデータは閲覧するだけでなく、共有機能を利用してCSVファイルとして出力し、他のアプリから利用することも可能だ。

 アプリを起動するのが面倒だという場合は、あらかじめ「かざし起動」という機能を設定しておくといいだろう。これを設定しておけば、スマートフォンにカードをかざすと自動的にEMoneyReaderが起動し、カードを読み取ってくれるようになるので、手間が大幅に軽減されるだろう。

 電子マネーを頻繁に利用する人なら、このアプリを用意するだけで消費動向を簡単に把握できるので、交通費の精算をしたり、家計簿を付けたりするのにも非常に役立つ。EMoneyReaderは、まだ利用用途の少ないNFCを有効活用する上でも、大いに役立つ1本になるといえるだろう。

  • EMoneyReaderを利用するためには、あらかじめ設定でNFCをオンにしておく必要がある

  • 交通系カードをはじめとして、主要な電子マネーカードに対応している

  • 共有機能を使うことで、読み取ったデータをCSV形式に変換し、他のアプリで利用することも可能だ

  • 「かざし起動」をオンにしておけば、アプリを起動していなくてもカードの読み取りが可能になる

>>「EMoneyReader」のダウンロードはこちらから

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