Microsoftは米国時間3月20日、「Windows Embedded 8」ファミリの主要なSKU(Stock Keeping Unit)2種類のダウンロード提供を予定通り開始した。
Windows Embedded 8は、特殊なデバイス上で(あるいは特殊なデバイスに組み込んだかたちで)Windowsを使用できるようにするための追加テクノロジを搭載した「Windows 8」のコンポーネント化されたバージョンである。
「Windows Embedded 8 Standard」および「Windows Embedded 8 Pro」はWindows 8を搭載したデバイスやシステムの開発を行うOEM企業が直接入手できるようになっている。これらのリリースはhttp://www.getwindowsembedded8.comから入手できる。また、Windows Embedded 8 StandardはMicrosoftのDownload Centerからも入手可能となっている。
Windows Embedded 8ファミリの別のSKUである、小売業向けPOSシステムや製造業システム、および医療システム向けの「Windows Embedded 8 Industry」は4月1日の週に提供が開始される予定だ。
「Windows Embedded 8 Handheld」や「Windows Embedded 8 Automotive」といった、上記以外のWindows Embedded 8のSKUの提供開始予定は、現在のところ明らかにされていない。Microsoftの関係者が1月に述べたところによると、Windows Embedded 8 Handheldを搭載し、耐久性を高めた初の携帯電話が2013年遅くから2014年の初頭にかけて市場に投入される予定だという。また、Windows Embedded 8 Handheldのソフトウェア開発キット(SDK)は「2013年の後半」にリリースされる予定だという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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