この音楽アプリはTwitterが1月にリリースした動画共有アプリの「Vine」と異なり、Twitterブランドで展開される。アプリのアイコンは銀色の「再生」ボタンで、おなじみのTwitterの青い鳥のマークがこれを隅から見下ろすというデザインだ。
このアプリを最初に立ち上げると、サービスを紹介する短いツアーが表示される。Twitterのアカウントを持っているユーザーはサインインするよう促される。サインイン後は、そのユーザー向けにカスタマイズされた楽曲のおすすめ情報を受け取れるようになる。また、Twitterのアカウントを取得せずにこのアプリを使うことも可能で、これは新規ユーザーを呼び込む後押しになるかもしれない。
Twitter Musicでは4つのメインタブを用いる。「Suggested」タブでは、ユーザーのフォロワーグラフ(ユーザー本人がフォローしているアーティストや、そのフォロワーがフォローしているアーティスト)に基づいて、おすすめの楽曲やアーティストが表示される。「#NowPlaying」タブでは、そのユーザーのフォロワーがこのハッシュタグを使ってツイートした楽曲へのリンクが表示される。ここ1カ月ほど、We Are Huntedの従業員がTwitter上で#NowPlayingのハッシュタグを頻繁に使っていたが、どうやらこれはこの新しいアプリをテストしていたようだ。以下は、We Are Huntedの共同創設者であるStephen Phillips氏のテストツイートだ。
Test#NowPlaying @whoisgambles - Safe Side ? soundcloud.com/whoisgambles/g...
— Stephen Phillips (@huntedguy) February 2, 2013
このアプリにはさらに2つのタブがある。「Popular」タブにはWe are Hunted上で話題の楽曲が表示され、「Emerging」タブでは期待されるアーティストを紹介する。
アーティストや楽曲は洗練されたグリッドデザインで表示される。アーティストのタイルをタップするとタイルが拡大し、略歴に加えて、そのアーティストがSoundCloud上に格納している楽曲へのリンク、あるいは「iTunes Store」の楽曲プレビューへのリンクが表示される。その後「再生」ボタンをタップすると、楽曲がストリーミング再生されるという仕組みだ。現時点で、このアプリはSpotifyなどのほかのストリーミングサービスと連動していない。
このアプリについてアーティストたちが間違いなく気に入るであろう特徴の1つは、ユーザーがTwitter Musicから直接Twitter上のアーティストをフォローできる点だ。
米CNETの情報筋によると、Twitter Musicは、Twitterが過去6カ月の間に買収したWe Are Huntedによって構築された技術を基盤にするという。この買収の条件は明らかにされていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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