ソーシャルネットワークのFacebookは米国時間3月13日、整理された新しいバージョンの「Timeline」をまもなく提供する予定だと述べた。会員のプロフィールページをストーリーを語る手段として解釈した、革新的な試みであるTimelineが初めて提供されたのは、1年半近く前のことである。
13日から順次ユーザーに提供される新しいTimelineは、2列の投稿フォーマットに代わり、投稿やライフイベントが1列で表示される。
「Facebook Open Graph」の製品統括者であるRose Yao氏はブログ投稿で、「現行のタイムラインレイアウトは、読みづらい場合があるという意見があった。13日から、すべての投稿がタイムラインの右側に表示され、写真、音楽、その他の最近のアクティビティは左側に表示される」と記した。
Yao氏が述べているように、音楽、最近のアクティビティ、写真は、ページの左側にある独自のセクションに寄せられている。アプリを中心とするこのサイドバーは、新しい「About」タブと連動して、ユーザーが自分のお気に入りの話題を、アプリを介して共有しやすくすることを目的としている。
ユーザーは、映画、テレビ番組、書籍、音楽、フィットネスといった興味のある話題を自分のAboutページ上に整理することができる。各カテゴリでは、そのユーザーのアクティビティと「Like」(いいね!)が表示され、Netflix、Spotify、Endomondoといったユーザーが選択した多様なアプリにリンクされる。
また、個々のアプリセクションをTimelineに追加し、Instagramからの写真やEtsy上のお気に入りの項目など、お気に入りのアプリケーションからのアクティビティを表示できるようになっている。
2013年に入ってから報じられていた今回の変更は、かなり大がかりだ。同社が意図するように、Facebook Timelineがユーザーの人生のストーリーであるとすれば、そのストーリーはこれまで複雑に入り組んで支離滅裂なものになっていた。新しいバージョンのTimelineは、この乱雑な状態を整理し、会員やそのページを訪問するユーザーが心から楽しめる、より心地よい環境を構築してくれる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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