Mr. Stubbs(日本語では「ずんぐりさん」「しっぽなしさん」といった感じ)がアリゾナ州の研究団体Phoenix Herpetological Societyの施設に担ぎ込まれたとき、彼は体の大切な部分を失っていた。しっぽである。Mr. Stubbsは、アメリカワニだ。
USA Todayによると、前足をバタバタやって泳ぐしかなかったかわいそうなMr. Stubbsのため、人間の整形外科治療を専門とするCORE Instituteが同団体に協力し、人工しっぽを開発した。
シリコンゴムでできた人工しっぽには排水用の穴が開いており、これを体にナイロンのストラップで止める。Mr. Stubbsの体とマッチするよう、同色でペイントもされた。
「しっぽを噛もうとしなかったのはよい兆候だ」と、団体関係者は胸をなでおろしている。Mr. Stubbsは慣れるまでの間、人工しっぽにオレンジ色の浮き輪をつけて練習に励んでいる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス