Facebookが、物語性のあるブログプラットフォーム「Storylane」の開発チームを買収した。Storylaneは、ゆっくりとしたペースで開発されている「Medium」などに似たブログサイトだ。
Storylaneの創設者であるJonathan Gheller氏は米国時間3月8日、今回の買収に関する以下の投稿を同サイトに掲載し、Facebookは同サイトのユーザーが作成したコンテンツを買収するわけではないことをStorylaneの会員らに保証した。
これは、胸躍る機会だ。世界をつなぐというFacebookのミッションは、これまで常に当社の取り組みの中心にあったものであり、Facebookにおけるわれわれの友人らと同様に、有意義なつながりはわれわれのチームが心から追い求めるものだ。
皆さんがこれまでにわれわれと共有することにした美しい物語は、皆さんの所有物であり、皆さんが望む形で維持および共有される。われわれは、コンテンツを他のサービスに移行したいと考えるユーザーを支援するツールを作成中だ。具体的なツールについてはまた後日通知するが、Facebookが皆さんのデータを買収するわけではないことと、皆さんが実施できるような方法で確実に移行できるようにわれわれが作業中であることは確かだ。
Facebookは今回の発表の前日に、新しい「News Feed」を発表している。同社は、Facebookを各ユーザー向けの「パーソナライズされた新聞」にするためのコンテンツに主眼を置いて、News Feedを再設計したと述べている。
Storylaneのチームは、そうしたコンテンツの一部をユーザーが構築するのを支援することになりそうだ。同パブリッシングプラットフォームには、質問、アドバイス、感想、写真が寄せ集められた、意思を伴うエントリのストリームが多数掲載されている。
Storylaneは、2012年10月に提供開始されたばかり。GigaOmによると、YahooとFacebookの両社が同社買収に関心を示していたという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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