Googleは、「Chrome」および「Chrome OS」に「Google Now」を追加するために構築中の骨組みに肉付けする作業を開始した。
「Chromium」の最新ビルドの「about:flags」パネルには、Google Nowシステムを有効にするオプションがある。「残念ながら、Google NowのサーバURLがまだ公開されていないため、まだこれを試用することはできない」と、今回の変更を発見したChromeウォッチャーのFrancois Beaufort氏はコメントしている。
このインフラストラクチャは、ChromeとChrome OSに組み込み中の新しいリッチな通知システムに符合している。これは、開発者らによるHTML形式のポップアップの使用を可能にするメカニズムである。これがあれば、地図や天気アイコンなどのグラフィックスを表示することの多いGoogle Now通知に便利である。
米CNETの読者であるMichael Ortiz氏は、Chromeの「Canary」ビルドにおいて新しい通知システムに気が付いた。Canaryビルドは、Googleサーバによって一部テストされているが、その成熟度はChromeの開発者向けバージョンのレベルにも達していない。
「Chrome Canaryビルドの最新アップデートをつい最近手に入れたが、Chrome OSのような通知センターがタスクバーに存在する。これで、過去と現在の両方のすべての通知を、見落とした場合にそこで確認できるようになった」と同氏は電子メールで述べた。
Google Nowの統合が追加されたChromiumパッチによると、同機能はこれまでのところ、「Windows」とChrome OSのみで動作するという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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