刷新されたNews Feedはまず、7日にウェブ上の少数のユーザー向けに提供され、今後数週間でスマートフォンやタブレット向けに提供される予定だ。
「ウェブ上の大幅な変更を伴うため、非常に慎重に、ゆっくりとしたペースで移行を進めるつもりだ」とCox氏は述べた。製品をさらに「洗練」してから広く提供開始する予定だという。
新しいデザインを早く試してみたい場合には、ウェイティングリストに登録できる。
また、FacebookのプロダクトマネージャーGreg Marra氏が同社のブログに開発者向けの情報を投稿した。特筆すべきは、アプリから共有されるものも含めてすべての画像が大きくなり、開発者はより画素数の多い画像を扱うようにする必要がある点だ。Facebookは600×600ピクセルを推奨している(最低200×200ピクセル)。
新デザインでもこれまで同様にブックマークが利用できるが、「より人々に合った」ブックマークになり、すべてのページで表示される。
「ブックマークは人々がアプリともう一度関わる重要な方法だ。よく使うアプリやゲームに素早くアクセスできるように改善した」と、Marra氏は言う。「常に表示されるブックマークには最近のゲームリクエストからの通知数も表示され、ほかのプレーヤーとの交流再開を促す」
今回の変更では、ログインして最初に表示されるNews Feedのページが、2006年9月のFacebookのサービス開始から初めて大きく見直されている。この変更はFacebookの使われ方に大きな影響を及ぼし、Facebookがユーザーを失うことなく貴重な資産を生かせるかどうかを左右するかもしれない。
Facebookでの広告を手がけるAdParlorの最高経営責任者(CEO)Hussein Fazal氏は、「News Feedに多くの時間をかけるユーザーだと、記事がすぐに底をつくことがある」と語る。「『スイッチャー』を使うと、画像、ゲーム、音楽、ニュース、親友、すべての友達など、探しているものに基づいて複数の異なるNews Feedを見ていくことができる。その結果、FacebookのNews Feed全体にかけられる時間が増え、もちろん、コンテンツや広告への関与も増加するだろう」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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