スペイン・バルセロナ発--Huawei(ファーウェイ)の「Ascend P2」は、「Android」における同社の存在感を全世界で高めるという新たな使命を担っている。
Ascend P2は「Android 4.1」(開発コード名「Jelly Bean」)を搭載し、同社の「Emotion」UIを採用している。4.7インチで720p HD、315ppiの画面を備え、屋外でも高コントラストの視認性を誇る。HuaweiはさらにAscend P2について、85度の広い視野角や500nitの輝度、傷が付きにくい表面の強化ガラス「Gorilla Glass 2」、低電力消費をアピールした。
Nokiaの「Lumia 920」と同様に、Ascend P2の画面も感度が高く手袋をしたまま操作できる。最近の上位機種で好まれている1920×1280ピクセルではなく、1280×720ピクセルの解像度を採用したことについてHuaweiは、「人間の視覚ではこれ以上の解像度を識別できない」と説明した。
上記に加え、Ascend P2は1.5GHzのクアッドコアプロセッサと1300万画素のカメラを搭載している。端末のカメラボタンをダブルクリックすることで写真を撮れる。さらに、顔認識ソフトウェアにより、ギャラリーの写真を連絡先ごとに分類できる。このカメラは裏面照射型で低照度時の性能が向上しており、HDRモードも備えている。
この他にも130万画素の前面カメラと16Gバイトの内部ストレージを備え、RAMは1Gバイトだ。また、2420mAhのバッテリを内蔵している。
Huaweiの幹部は米CNETに対し、欧州での発売は2013年半ばに予定されており、価格は約450ユーロになる見込みで、米国ではオンラインでの販売に限定されると述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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