ソニー、ミラーレス一眼「NEX」に女性でも持ちやすい薄型コンパクト機

  • ボディカラーはブラック、ホワイト、ピンクの3色

 ソニーは2月25日、レンズ交換式デジタル一眼カメラにエントリーモデル「NEX-3N」を追加した。奥行き62mmのスリムボディに、自分撮りもできる180度チルト液晶を備え、コンパクトデジタルカメラからの買い替え層や女性ユーザーをターゲットに据える。

  • 「NEX-3N」

 発売は3月8日。16-50mmのズームレンズを同梱したパワーズームレンズキット「NEX-3NL」(店頭想定価格:6万円前後)と、パワーズームレンズキットに55-210mmのレンズを追加したダブルズームレンズキット「NEX-3NY」(同:8万5000円前後)を用意する。ボディ単体での販売はしない。

 高さ62.0mm×幅109.9mm×奥行き34.6mmで、重量約269gのコンパクト、軽量ボディを実現。握り心地の良いグリップを採用することで、薄型ながらしっかりとしたホールド感を実現し、ネイルをつけた女性でも扱いやすいデザインに仕上げたという。

  • シャッターボタン周りにはズームレバーを搭載

 ケースを装着した状態でも指が届きやすい位置にシャッターボタンを配置したほか、NEXシリーズでは初となるズームレバーを本体に装備。パワーズームレンズと組み合わせれば、指先でズーム操作ができ、コンパクトデジタルカメラ同様の使い勝手を提供する。

  • ポップアップフラッシュを内蔵する

 解像度を維持したまま、レンズの最大2倍までのズームができる「全画素超解像ズーム」に対応し、ズームから超解像ズームまでシームレスな操作が可能だ。

  • 3.0型の液晶モニタを装備

 撮影した画像をカメラが自動的にトリミングする「オートポートレートフレーミング」機能は、人物2人の顔を認識してトリミングするツーショット対応へと進化。加えて、焦点の合っている位置に基づきトリミングをする「オートマクロフレーミング」、動いている被写体の進行方向を検出し、動きのある構図にトリミングする「オート追尾フレーミング」と機能を拡充させている。

 有効1610万画素のAPS-Cサイズ「Exmor APS HD CMOSセンサー」を搭載。3.0型のワイド液晶は上約180度のチルト機構を備える。タッチ操作には対応していない。

 ボディカラーはホワイト、ピンク、ブラックの3色を用意。撮影シーンをカメラが検知して設定する「プレミアムおまかせオート」、背景ぼかしや、明るさ、色あいをコントロールできる「マイフォトスタイル」、パートカラーやトイカメラなどのエフェクトがかけられる「ピクチャーエフェクト」など、独自の便利な機能も装備する。

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