Hewlett-Packard(HP)は、アナリスト予想を上回る第1四半期決算を発表するとともに、第2四半期決算の見通しを上方修正した。
HPの第1四半期決算は、利益が16億ドル(1株あたり63セント)となり、売上高は前年同期比6%減の284億ドルとなった。また、非GAAPベース(一般会計原則に基づかない財務指標)の第1四半期利益は1株あたり82セントであった。アナリストらは、第1四半期の利益を1株あたり71セント、売上高を278億ドルと予想していた。
HPの最高経営責任者(CEO)であるMeg Whitman氏は決算発表において、同社が「望み通りの成長を遂げるには、やるべきことがまだたくさん残っている」ものの、「事業再編の効果が2013会計年度を通じて次々に表れてくると期待している」と述べたうえで、「今年度の第2四半期以降については自信を持っている」と付け加え、第2四半期以降に「数多くの新たなプログラムや、既存の殻を破るようなイノベーション」をもたらすと約束した。
第2四半期について、同社は非GAAPベースの1株あたり利益が80~82セント、GAAPベースの1株あたり利益が38~40セントになるとの見通しを示した。また同社は、2013会計年度の見通しを、非GAAPベースの1株あたり利益が3.40~3.60ドル、GAAPベースの1株あたり利益が2.30~2.50ドルとしている。通年見通しは従来予想に沿ったものとなっており、第2四半期の見通しはアナリストらの予想を上回っている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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