LG Electronicsは現地時間2月18日、これまで情報を小出しにしてきたAndroidスマートフォン「Optimus G Pro」について、詳細な情報を完全に公開した。同製品は5.5インチスクリーンのハイエンドモデルで、LTEネットワーキングに対応し、1.7GHzのクアッドコアプロセッサを搭載する。
LG Electronicsは新しい端末を最初に母国である韓国の市場で販売することが多く、Optimus G Proに関しても同様の計画のようだ。しかし、LGは「Mobile World Congress」の開催を1週間後に控えた18日の声明で、北米と日本を含むその他の地域でも2013年第2四半期にリリースする予定だと述べている。LG Electronicsは同イベントでOptimus G Proを紹介し、さらに下位機種のLシリーズ端末「Optimus L7 II」「Optimus L5 II」「Optimus L3 II」の3種類も発表する予定だ。
HTCやサムスンといったAndroidスマートフォンメーカーは、スクリーンが小さめの「iPhone」との差別化を図って、大型スクリーンモデルの端末を開発している。Optimus G Proもそうした大型スクリーンモデルで、5.5インチ、解像度1920×1080ピクセル、ピクセル密度400ppiのAMOLEDスクリーンを搭載する。
LGによると、バッテリ容量は3140mAhと比較的大きく、フルHDビデオを「連続して何時間も」視聴できるという。
プロセッサは1.7GHzのクアッドコア「Qualcomm Snapdragon 600」を採用し、2GバイトのRAMを搭載する。本体サイズは高さ約150.2mm、幅約76.1m、厚さ約9.4mmだ。
カメラ機能は、LEDフラッシュ付きで1300万画素の背面カメラと210万画素の前面カメラを搭載している。「VR Panorama」と呼ばれる機能を使うと、端末を持っているユーザーの水平方向および垂直方向の360度パノラマを撮影できる。
2つのカメラはデュアル録画モードが利用でき、LG Electronicsによると「前面カメラと背面カメラの両方を同時に使って、独自のピクチャーインピクチャー形式の動画を撮影できる」という。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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