必要な時にはいつもUSBメモリがなかなか見つからないことから、Bumpは、携帯電話を汎用サムドライブにすべきだと考えている。
Bumpが提供するアプリケーションは、携帯電話同士を軽くぶつけるだけで写真や連絡先の交換を可能にし、これまでに1億2500万回以上ダウンロードされてきた。同社は米国時間2月14日から、「iPhone」または「Android」搭載のスマートフォンとコンピュータ間で双方向にすばやく簡単にファイルを転送できるようにする。
Bumpは2012年5月に、「iOS」または「Android」デバイスからコンピュータに写真を転送する機能を追加した。だが、このファイル移動は一方向のみ可能で、転送できるファイルの種類も写真に限定されていた。今回、Bumpは総容量が30Mバイト以内のあらゆるファイル(複数のファイルも可)を双方向に転送できるようにする。
新機能が特に興味深いのは、最新バージョンのBumpアプリケーションをダウンロードする以外に何の設定も必要ないからだ。
Bumpの最高経営責任者(CEO)を務めるDave Lieb氏は、14日のブログで次のように述べている。「Bumpの機能を利用して携帯電話間で転送できるものはすべて、世界中のあらゆるコンピュータとも双方向で転送できる。写真、動画、連絡先、ファイルなど何でも可能だ。セットアップはまったく必要ない。コンピュータでhttp://bu.mpにアクセスして、携帯電話でBumpを開き、スペースキーに軽くぶつけるだけで、携帯電話で選択したファイルがすぐにコンピュータに表示される。Bumpは今や、いつも手元にある無制限のUSBフラッシュドライブだ!」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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