博報堂DYホールディングスは2月12日、「スマートフォンユーザーのタブレット利用」を分析したレポートを発表した。タブレットの利用について、男女で利用の傾向が異なっていることが明らかになっている。
スマートフォン保有率は、前回の調査から1.8ポイントアップの全体の39.1%で、男女別では男性38.6%、女性39.5%と、わずかに女性が上回る結果。年代別では、20~29歳の保有率が63.2%と最も高かった。
タブレットの保有率は全体の10.6%だが、スマートフォンユーザーに限ると、17.1%の保有率であった。タブレット非保有者のうち、「タブレットに興味あり」は、61.0%にのぼるという。
タブレットの利用状況については、「1人で」の利用が69.4%と最も高かった。男女別では1人での利用が男性81.7%、女性47.4%という結果。女性は夫婦で利用が46.3%、子供と利用が26.0%と、男性に比べ、家族と共有する傾向が見られた。
タブレットの利用シーンでも、男女で傾向の違いが見られ、男性は「テレビやラジオを視聴しながら」43.1%、「カフェ/喫茶店で過ごしながら」43.1%、「待ち合わせなどのすきま時間を過ごしながら」32.0%と、比較的外出先での利用が多い。対して女性は「ソファに座りながら」81.0%が圧倒的で、次いで「ペッドに寝そべりながら」57.8%、「ソファーに寝そべりながら」47.9%と、自宅での利用が多かったという。
今回のレポートは、グループ横断型組織である博報堂DYグループ・スマートデバイス・ビジネスセンターが「全国スマートフォンユーザー1000人定期調査」第4回の結果をもとにしている。調査は2012年11月23~25日、全国の高校生から69歳までの男女のスマートフォンユーザー1000人に対し、ネットアンケートで行われた。
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