「SkyDrive」を使った「Office」文書共有が容易に--サインイン不要で表示や編集が可能に

Lance Whitney (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2013年02月09日 08時27分

 「SkyDrive」リンクを介して共有の「Microsoft Office」文書にアクセスする必要のあるユーザーは、このプロセスが少しだけ使いやすくなったことに気づくだろう。

 Microsoftの「Office Web Apps」または新しい「Office」を使用すれば、オンラインで保存したあらゆる文書のURLを作成することができる。ユーザーはその後、自分のファイルを表示または編集する必要がある他のユーザーに対して、その文書のURLを電子メールで送信することが可能だ。これまで、このプロセスにおいて、ユーザーが作成した文書を他のユーザーが修正できるようにするには、共同制作者がMicrosoftアカウントでサインインする必要があった。今回、そうした制約が解消された。

 作成した文書のURLを受け取ったユーザーは、そのURLをクリックすればOffice Web Apps内でそのファイルを表示することができる。そこからは、そのウェブアプリ内でリンクをクリックするだけで、ブラウザ内でファイルを編集することができる。該当するファイルは、ログインアカウントの入力を必要とせずに関連するOffice Web App内で開くことができ、共同制作者は、そこで文書の編集と保存が可能だ。

 米国時間2月8日に公開されたMicrosoftのブログでは、いくつかのスクリーンショットを使ってこのプロセスについて説明している。

 Microsoftはこの数カ月間、「SkyDrive」の強化に懸命になっている。同社は2012年11月のアップデートにおいて、SkyDriveに保存されたフォルダの選択同期機能を追加しており、同じころ、「Windows Phone 8」版SkyDriveアプリをリリースしている。

 さらに12月には、「Xbox 360」向けにSkyDriveアプリの提供を開始した。2013年1月の機能強化では、SkyDriveファイルをドラッグアンドドロップで移動できるようにした。

 今回、新しいOfficeと「Office 365」では、SkyDriveとの連携が強化されている。

 Microsoftは同日付のブログ投稿において、SkyDriveが10億件を超えるOffice文書をまとめる拠点となり、新たな節目を迎えたことをアピールした。


提供:Microsoft

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]