ドコモ「Optimus G Pro L-04E」レビュー--フルHD液晶の高精細、ハイスペックスマホ - (page 3)

 実際に使ってみると、キビキビ動く。タッチ感度がよいためか、操作感は良好の一言。ディスプレイの色味こそ、本当にやや寒色転びしているなと思うぐらいで、普段利用ならまったく気にならないレベルだし、普段利用しているアプリを導入して動かしてもサクサクだった。また、急速充電&大容量バッテリによって、バッテリまわりのストレスはほぼない。欲を言えば、防水やおくだけ充電(Qi)に対応さえしてくれれば……とも思う。

  • 採用するLGキーボード。左側には記号が並ぶ

 残念という意味では、文字入力システムLGキーボードの使い勝手に少々クセがある。キーボードレイアウトを文字入力中に変更できないのだ。縦画面時のキーボードタイプ設定と横画面時のキーボードタイプ設定が設定にあり、初期設定(試用端末)では、すべて10キーキーボードとなっている。こうした設定は、例えば、日本語は10キーキーボード、英語はQWERTYキーボードといった用に固定するユーザーには使いやすい。しかし、ケースバイケースで切り替えるユーザーにとっては、一度設定画面に移行しなければならないためストレスを感じそうだ。記号入力をキーレイアウト左側で操作できるなど、独自の工夫があるだけに、さらなる改良に期待したい。

 今季NTTドコモのラインアップをみると、5.0インチ(大画面)フルHDクアッドコア(CPUスペック向上)という、ある意味で最終進化したモデルが発表されている。本端末もその1つだ。基本スペックの高さは使い勝手に直結し、バッテリ容量は運用スタイルに影響を与える。そういった意味では、基本スペックが高く、また大容量バッテリ&急速充電による運用ロスの低減が見込めるOptimus G Pro L-04Eは、今季ラインアップの中でも、注目の一台といえるだろう。

  • キーボードのレイアウト設定画面

  • 通知パネルを開くと、Qスライド対応アプリが表示される。例えば、ウェブを観ている最中にQスライドの電卓をタップすると、ウェブを観ながら電卓操作が可能となる

  • 実際にQスライドを使ったところ

  • 例えば、通話しながらメモをとれる手書きメモ機能Qメモも搭載

  • ベンチマークアプリQuadrant Professional Edition(バージョン2.1.1)を使って、ベンチマーク(Run full benchmark利用)を計ってみた

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