GoogleがEコマースソリューション企業Channel Intelligenceの買収で合意した。買収額は現金1億2500万ドルとされている。
Channel Intelligenceの親会社であるICGが米国時間2月6日、買収合意について発表した。
Channel Intelligenceの技術は、オンラインでの製品販売の促進を目的としている。フロリダ州オーランド近郊を拠点とする同社は、製品の売上増を目指す企業向けに開発されたFacebookプラットフォーム、製品検索エンジンなどのサービスを提供している。同社によれば、「コンピュータ関連製品やDIY製品、電化製品、家電製品、玩具など、さまざまな一般消費者向け製品のオンライン販売に関連して年間20億ドルの売り上げに貢献している」という。
Googleはもちろん、Eコマースに関わるのはこれが初めてではない。同社はオンライン販売業者向けに「Google Shopping」ページや「Google Checkout」ツールを提供している。Channel Intelligenceの買収はショッピング体験の向上につながるはずだと、同社では述べている。
Googleはメールでの声明で米CNETに対して次のように述べている。「オンラインショッピング体験の向上によって、消費者が時間とお金を節約できるよう後押ししたい。Channel Intelligenceは、ユーザー向けにはショッピング体験を改善するとともに、販売業者のウェブでの売り上げ増加に寄与すると、我々は考えている」
ICGは、第1四半期に買収手続きが終了するとの見通しを明らかにしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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