音楽コラボレーションアプリ「nana」を提供するnana musicは1月31日、島村楽器と業務提携を発表した。
nanaは、ユーザーがiPhoneマイクを使って録音した歌声や演奏をアップロードして、世界中のユーザーと共有できるサービス。ユーザー数は現在7000人超、録音された音源のアップロード数は2万5000となっている。
島村楽器は全国141店舗を構える楽器店と音楽教室を運営している。今回の提携をきっかけに、nanaのアプリ内に島村楽器公式アカウントを用意。島村楽器が提供する楽器音源をもとにセッションができるようになるほか、ユーザーに楽器や機器についてのアドバイスなどを提供するという。
また、島村楽器の主要5店舗(大宮ロフト店、八王子店、新宿PePe店、名古屋パルコ店、郡山アティ店)にnanaを含めた音楽アプリをダウンロードしたタブレット端末を設置。来店者に対して、端末を利用した音楽体験を提供する。また今後は音楽エンターテインメントに関する共同企画も予定する。
nana music代表取締役の文原明臣氏は、今回に提携について「楽器を演奏する人のアウトプットの場は少ない。nanaに楽器演奏者の音源がアップロードされることで、より多くの人たちに音楽共有体験を提供できれば」と語る。
今後、音楽体験をより豊かにするための提携を進めていくと語る文原氏。「誰もがnanaを使い音楽を楽しめる機会をこれからも展開していく」(文原氏)。
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