ソニーは、メモリカードスロットやUSB端子を備え、スマートフォンやデジタルカメラ内のコンテンツをワイヤレスで転送、閲覧できるポータブルワイヤレスサーバ「WG-C10」を発表した。発売は4月30日。店頭想定価格は9000円前後になる。
WG-C10は、Wi-Fi機能を備えたカードリーダライタで、スマートフォンやデジタルカメラ内のデータをメモリーカードやUSBメモリに転送したり、保存したりできるというもの。スマートフォンやタブレットからは専用アプリ「PWS Manager」をダウンロードすることで、Wi-Fi接続が可能になる。そのほか、Windows XP/Vista/7/8、Mac OS X 10.6以降のPCともワイヤレス接続が可能だ。
取り込んだデータは、メモリカードやUSBメモリ内に保存できるほか、スマートフォンやタブレットからの閲覧にも対応。メモリカードを直接挿入し、データを転送することもできる。
最大8人までの同時接続が可能で、会議などで資料を共有する時など便利に使えるほか、スマートフォンとタブレットでそれぞれに違う動画を同時に再生させられる。
本体には2210mAhのリチウムイオン充電池を内蔵し、電源を接続せずに使用できるほか、同梱の給電用USBケーブルを使えばスマートフォンなどの機器へ給電でき、モバイルバッテリとしても使用できる。サイズは高さ105mm×幅50mm×奥行き18.5mmで、重量約135gになる。
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