ビジネスで海外の取引先に電話をかけるときや、海外旅行に出かける際などに必ず気にしなくてはならないのが日本との時差だ。「日本と○○時間離れている」と頭では理解していても、毎回計算するのは手間がかかるし、これが複数の国になってしまうとさらにややこしい。
そんな時に役立つのが複数の国や都市の時刻を表示できる「TMの世界時計&ウィジェット」だ。このアプリの機能は時計表示のみと非常にシンプル。「Add clock」から検索画面に国名もしくは主な都市名を入力して選択するだけで登録が完了する。その後は、アプリを起動する度に登録した国や都市の時刻が一覧で表示される。
ウィジェット機能も搭載しており、「1×1」「2×1」「4×1」の3サイズから選択できる。「2×1」サイズのウィジェットでは最大4カ所の時刻を同時に表示できる。ウィジェットのデザインは無地の背景に文字のみというシンプルなものだが、背景色、文字色は細かくカスタマイズできるため、使用している壁紙に合わせやすい。
また、表示する国名や都市名も編集できる。たとえば「フランス」ではなく「○○会社パリ支店」、「ニューヨーク」ではなく「アメリカ○○さん」といった具合だ。頻繁にやり取りする海外の取引先や支店の時刻を登録しておいて、電話連絡やミーティングの際の時間確認に利用するといったこともできる。
金融関係ならばニューヨーク、ロンドン、東京の外国為替市場の時刻を登録しておくと、マーケットが動く時間を一目で把握できて便利だ。海外旅行中に日本の時刻を確認する際にも役立つだろう。機能自体は非常にシンプルだが、アイデア次第でさまざまな用途に活用できる。海外とのスムーズなやり取りをさりげなくサポートしてくれる心強いアプリだ。
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