多様な機能を搭載したAndroid端末を最適化する管理アプリ「ZDBOX」

アプリ名:ZDBOX-スマホの最適化マスター(Ver.3.9.250)
金額:無料(2013年1月16日時点)
カテゴリ:ツール
開発:ZDworks Co.,Ltd.
使用端末:Xperia arc SO-01C
おすすめ度:★★★★☆

 Android端末を快適に利用するために是非とも導入を考えたいのが、“バッテリ管理”アプリや“タスク管理”アプリといった“管理”アプリだ。バッテリの保ちや動作の安定性に不満をもっても、管理アプリを導入しておくことで、ある程度改善できる。今回紹介する「ZDBOX-スマホの最適化マスター」もそういった管理アプリのひとつだ。

「ZDBOX-スマホの最適化マスター」のメイン画面。各機能へはタップしてアクセスする
「ZDBOX-スマホの最適化マスター」のメイン画面。各機能へはタップしてアクセスする

 「ZDBOX-スマホの最適化マスター」の優れた点は、本アプリ1つで、バッテリ管理やタスク(通信機能のON/OFF、アプリの強制終了)管理が行えることだ。それに加え、通信設定(通信量の監視や上限指定)やアプリの削除・移動、キャッシュ整理が行える。どの機能をとってみても、単体でアプリが存在するぐらい需要のある機能。それが、本アプリだけでフォローできるのだから使い勝手がよい。

 また、サイレントモードやマナーモードといったモードを設定できる「オリジナルモード」や導入したアプリに対して起動ロックを掛けられる「アプリロック」機能も搭載する。ウィジェットも用意されているので、ホーム画面を積極的にカスタマイズしている人にもオススメだ。

 変わった機能だと、ウィジェット(ZDBOXスイッチ)として用意された「懐中電灯」は、スクリーンやバックライトを擬似的な照明として利用できるようにする機能。無くても困らないが、あると便利な機能がウィジェットというスイッチで利用できるようになるのは嬉しいところ。実用一辺倒というわけではなく、こうした遊び心も楽しい。

 ウィジェットとして設定できる機能としては、Wi-FiやBluetooth、画面回転といったオーソドックスなものから、前述した懐中電灯、同期化(自動アップデートスイッチ)、GPS位置情報、Kill All(プロセス整理)といったものが用意されている。

 Android端末を購入したが、いまいち使い勝手がよくない。または、不便に感じている人なら、本アプリを導入することで、改善するかもしれない。無料で導入できるので、一度試してみてはいかがだろうか。

  • 利用できる機能は8種類。最下部にある「システム整理」は、システム的な“ゴミ”を整理できるほか、どのくらいの量をクリアできるか表示してくれるので便利

  • 「APP2SD」は本体からSDカード(またはその逆)へとアプリを移動できる機能だ

  • 「タスク管理」を利用すると、選択したアプリを強制終了できる。端末の動作が不安定な時に利用したい

  • 「アプリロック」は、アプリの起動ロックを掛けられる機能だ。メーラーやカレンダーなど、情報の取り扱いに気をつけたいアプリに対して使うとよいだろう

  • 「バッテリー管理」では、バッテリの状態を確認できるほか、「ワンクリック省エネ」をクリックして、手軽に省エネモード(Wi-Fiオフなど)に設定できる。タップする際は、オフになる機能を把握しておこう

>>「ZDBOX-スマホの最適化マスター」のダウンロードはこちらから

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