チップメーカーのAMDは依然として業績の低迷に苦しんでいる。第4四半期の決算もふるわず、2012会計年度末を迎えて厳しい状況となった。
AMDは、第4四半期の売上高は前年同期比32%減の11億6000万ドルで、純損失は4億7300万ドル(1株あたり63セントの損失)であったと発表した。非GAAPベースでは1株あたり14セントの損失となった。
米金融市場は、AMDの第4四半期の売上高を11億5000万ドル、1株あたりの損失を20セントと予想していた。
AMDは2012年通期では、売上高54億2000万ドル、純損失11億8000万ドルを計上した。非GAAPベースでは、1株あたり16セントの損失だった。
AMDは売上高が減少する中、3期連続でマイナスのキャッシュフローを計上した。同社の第4四半期は、PC販売の落ち込みで厳しかった1年にとどめを刺した形だ。
2013会計年度第1四半期に向けたAMDの見通しは暗い。AMDは売上高として9%(プラスマイナス3%)の減少を予想している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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