Microsoftが遂に「Surface for Windows 8 Pro」の発売日を決定した。
Surface ProはCES開催中のラスベガスでひっそりと披露された、完全版Windows 8を搭載するタブレットで、2012年にロサンゼルスで開催された「Surface」イベント以降、発売が待たれていた。当初、Surface Proの発売は、Surface RTが発売された10月26日から90日後の2013年1月下旬に予定されていたが、少し延期された。とはいえ、Surface Proはおよそ2週間後に発売される見通しだ。MicrosoftのSurface担当ゼネラルマネージャーであるPanos Panay氏は米国時間1月22日午前にこの発表を行った。
Surface Proは、Intelの「Core i5」または「Core i7」プロセッサを搭載する。内蔵ストレージは64Gバイトまたは128Gバイトで、スタート価格は899ドル(128Gバイトのモデルは999ドル)。一部のSurface RTには「Type Cover」や「Touch Cover」がバンドルされていたが、Surface Proには付属しない。これらは、それぞれ130ドルと120ドルで別売りされる。だが、感圧式の「Surface Pen」スタイラスは付属する。Surface Penは、手のひらが画面に触れても感知されない「palm-rejection」テクノロジを採用しており、磁石で充電ポートに固着する。Type Cover(極めて便利だが、既にキーボードとマウスを所有している場合、必要不可欠ではない)を追加すると、Surface Proのスタート価格は事実上1029ドルである。
Microsoft Surface ProはMicrosoftの小売店とmicrosoftstore.com、米国のStaplesとBest Buy、およびカナダの「複数の場所」で、米国時間2月9日に発売される。
Surface Proとともに、いくつかの新しいSurfaceアクセサリも発売される予定だ。それには、エッチング処理が施されたレッド、マゼンタ、シアンの限定版Touch Cover(各カラーの価格は従来のTouch Coverと同じ120ドル)や、69ドルの「Microsoft Wedge Touch Mouse」をSurface向けに最適化したバージョンが含まれる。
Surface RTにも、Touch Coverが付属しない、64Gバイトのタブレットのみの構成が新たに追加された。価格は599ドルで、Touch Coverが付属する32GバイトのSurface RTと同じだ。Microsoftは新たにオーストリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイスの13カ国でも、Surface RTを発売することを発表した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス