Instagramは、2012年12月のプライバシーポリシーに関する騒動後も同社の成長が続いていることを非難する人々を、小規模のアップデート1つで静めようとしている。
Instagramのプレスセンターのページによれば、同写真共有アプリの月間アクティブユーザー数は9000万人であるという。更新されたばかりの同ページについて、AllThingsDが最初に発見していた。Facebook傘下のInstagramがアクティブユーザー数を伝えたのは今回が初めてである。Instagramは以前、登録ユーザー数が1億人であるとしていた。
米CNETはここ数週間、Instagramが12月のプライバシーに関する騒動から完全に回復したのではないかと見ていたが、今回の数字はそれを裏付けるものとなっている。Instagramは、サービス規約を改訂し、ユーザーの写真を販売する可能性があると受け取ることができる内容とした。すぐに激しい反発が起き、有名人などのユーザーがアカウントの削除も辞さないと表明した。
問題となった文言は最終的に削除されたが、Instagramのデイリーユーザーの25%ほどが同アプリの利用をやめた可能性があることも一部で伝えられた。同アプリのウェブトラフィックを見てみると、状況は全く違っていた。同社が明らかにした情報によれば、Instagramはほとんど痛手を受けていないようだ。Flickr復活という話題に関しては、これで十分ということになるだろうか?
Instagramの新しいプレスセンターページには現在、興味深い情報がいくつか掲載されている。Instagramは、1日の写真件数が4000万件、「いいね」数が1秒あたり8500件、コメント数が1秒あたり1000件であるとしている。また、共同創立者のMike Krieger氏は、Instagramがピークの時間には1秒あたり1万件以上の「いいね」を処理していることを開発者ブログに投稿した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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