ソニーのホームエンターテインメント担当バイスプレジデントを務める坂本裕司氏は、次世代の「PlayStation 4」ゲーム機が数カ月以内に発表される可能性があることを示唆した。
坂本氏はチリのウェブサイトEmolとのインタビューの中で、2013年のElectronic Entertainment Expo(E3)がカレンダーに現れるまでに、あるいはもっと早くに、PlayStation 4の正式発表の準備が整うかもしれない、と示唆した。
次世代PlayStationゲーム機は数カ月以内に発表されるのか、という質問を受けた坂本氏はEmolに次のように述べた。
それはまだ大きな秘密だが、仲間はSony PlayStationの準備を進めている。私に言えるのは、われわれは6月に予定されているゲームイベントのE3に焦点を合わせている、ということだけだ。発表はそこで行われるかもしれないし、もっと早い5月に行われるかもしれない。
坂本氏はさらに、E3で大きな発表が行われる「だろう」と述べたが、消費者は少なくともとも5月までは待たなければならないだろう。同ハードウェアがたとえ、ゲーマーにとってはCESに比肩するイベントであるE3で披露されたとしても、われわれが同ゲーム機(一部報道によると、「Orbis」というプロジェクト名で開発されているという)に手を触れることができるのは2013年後半になる可能性が高い。
発売日がいつになるにせよ、ソニーの次期ゲーム機は、まだ発表されていないMicrosoftの次世代「Xbox」のようなゲーム機と消費者の財布をめぐって争うことになるだろう。
ソニーの次期ゲーム機に関するうわさは、PlayStation 4の仕様に、クアッドコアで動作クロックが2.9GHzのAMD製「A8-3850」をベースとするカスタムチップや、1Gバイトの専用メモリを搭載した1GHzのグラフィックスカードが含まれることを示唆している。これらは決して最先端のテクノロジではないが、同ゲーム機は低価格の実現を目指して設計されたとの報道もあり、それを考えるとこの仕様は意外ではない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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