ラスベガス発--「Ubuntu」の開発を支援するCanonicalは2013 International CESで、同OSのプレリリース版がハイエンドのAndroidハードウェア上で稼働する様子を披露した。
Canonicalはモバイル用にLinuxを作り直すだけで済ませるつもりはない。売りは、デスクトップ版Ubuntu、スマートフォン、スマートフォン用のデスクトップドック、シンクライアントをとりまく完全なコンピューティングエコシステムだ。
同社のプレスリリースによると、ハイエンドとローエンドの端末の取り揃えでUbuntu Phoneを販売する予定だという。RAMが512Mバイト、1GHzのデュアルコア「Cortex A9」が最小要件だ。端末は早くて2013年末に登場するものと期待されている。提携先のキャリアやハードウェアの製造企業は発表されていない。
この「Ubuntu Phone」は、同じくLinuxをベースにしたAndroidと共通しているインターフェースも多いが、大きな違いもある。
提供: Seth Rosenblatt/CNET