コンピューティング用オープンソースプラットフォームとして長い間親しまれてきた「Ubuntu」OSが、より小型のスマートフォン画面への移行に向けて準備を進めている。
Ubuntuの開発を支援するCanonicalは、同OS搭載のスマートフォンは、「Android」搭載スマートフォンと同じドライバを使用し、エントリレベルのスマートフォン上でも適切に動作すると、述べている。またJavaを避けてネイティブコードを使用する。
実際、Ubuntuのウェブサイトでは、HTML5とネイティブコードのアプリケーションを推進している。開発者にとっては、デスクトップとPC向けに単一のアプリケーションが作成可能であるというのが利点だ。
同OSは、スワイプ操作でナビゲーションや概要ページを表示する。この点は、RIMの「BlackBerry 10」OSや、短命に終わったPalm用の「webOS」と同じである。ナビゲーションは背景に存在し、タップ操作で表示、非表示が切り替わる。
Ubuntuのウェブサイトでは、同OSを搭載したスマートフォンが2013年第4四半期には「小売販売の準備が整う」と記されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?